先日とあるセミナーで久しぶりにパワーポイントを使えない講師の先生に出会いました。
ひさびさにOHPが大活躍している姿を目の当たりにし、しかも昨今には珍しいおとなしくたんたんとしゃべるタイプの先生に対し、最初は正直「ダイジョブかいな?」と懐疑的だったわたし・・・
しかし結果はいい意味で裏切られ、大変満足の行く内容でした。
いかにハードのSだけでなく、ソフトのS(マッキンゼーの7S)を変えることができるか、組織を構成している人の心を動かし、改革を起こせるかを数十年におよぶ経営コンサルの経験から具体的に説く内容は非常に納得感がありました。また、背景にある哲学が自分の企業の方針と近しく、それを言語化してくれた、というのも満足度が高かった理由だと思います。
今後、IT化・デジタル化がますます進む中で、それらを活用できる人とできない人たちが会話する場所、使う言語は異質化していき、世界は分断されていくのかなぁと最近感じています。そんな中でも、自分の馴染みのある世界の先入観にとらわれることなく、素晴らしい人とつながり、学べる人間でありたいと改めて感じました。