Yoko's Diary
ひとりひとりが豊かに暮らせる世界を夢見る旅人薬剤師のひとりごと。
Daily life

JICAのエイズプロジェクトの終わり

4年前に始まったJICAのエイズ予防プロジェクトもいよいよ終わりになります。

昨日は郡での最後の会合でした。

JICA、専門家、ガーナエイズコミッション、PPAG(ガーナ家族計画協会)などの代表と対象コミュニティのピア・エデュケーター、プロジェクトマネジメント委員、地域の代表、首長、郡役所所長などなど関係者が一同集まり、今までの活動の振り返りと、今後郡役所を中心に活動を続けていくことが確認されました。


ベスト・ピアエデュケーターには、チーフから記念品が贈呈されました☆


最後に活動を先導してきてくれたPPAGのプロジェクトオフィサーに感謝のメッセージとプレゼントをみんなから渡しました。

私がガーナに着任したときにはもうプロジェクトは終盤で、任地であるアスオジャマン郡は対象郡10郡の中でもっともパフォーマンスの優れた群で、郡役所・郡保健局・郡教育局・そしてコミュニティとの関係もとても良好で、みんな働き者で優秀で、いろんなことを学ばせてもらいました。

皆、気さくで協力的で、学校の先生と一緒に性感染症にかんする演劇を考えたり、クイズ大会の問題を考えたり、

コミュニティへスクリーン・プロジェクター・ジェネレーターを運んで行って映像を使った教育活動をしたり、

ピアエデュケーターと仲間とディスカッションしたり、

コミュニティにナースとアウトリーチHIV検査に行ったり。


保健局配属の私の本来業務ではないけれど、ちょくちょく同行させてもらい、気分転換にもなりました。

みんなありがとー!


今まで一番仲良くしてきた、学校の先生で一緒に劇を作ったり、クイズ大会したりしてきたGifty先生↓が、9月から大学に戻って、勉強をすることになり、大ショック。


JICA専門家やPPAGの人たちも去っていってしまうのでとても寂しいですが、

みなさんから学んだことを大切に、また新たな活動に向けて、コミュニティの人たちと協力しながらやっていきたいと思います。