国際協力をのことを考え始めると、ものすごくいろんなことに矛盾を感じて、自分の無力さを痛感します。
貧困とか、紛争とかを根本から解決するには、
途上国を変えよう、とするのではなく、
本当に変わらなければならないのは、
原因を作っている、日本を含む先進国
そこを変えれる立場にある日本人が、
そこを省みず、
途上国に単にお金を送ったり、物を送ったり、建物や施設を建設することは、
決して間違いではないけれど、
根本的な解決にはなかなかならないことが多いように思います。
この日本の食物・エネルギー・資源のほとんどを輸入に頼っている状態も、
途上国の貧困の原因でもある、莫大な債務も、
また、その債務のせいで引き起こされる、脆弱な医療体制や教育体制、
そして、生きていく糧となる食糧不足も
作り出しているのは、
私たちなのに、
その根本原因に対して、私たち日本人は、
あまりにも無知で無関心ではないでしょうか。
自分たちの生活が、世界にどのような影響を与えているのか・・・
今の自分は、途上国の現状を知らなすぎるから、
まずは、それを肌で感じ、知り、伝えたいという気持ちもあり、9月から2年間、海外青年協力隊で、ガーナに行きます。
私は途上国に行くけれど、途上国の現状を改善するお手伝いをするだけではなく、
その根本原因を作る一端を担っている日本の現状を変えていくことにもつながれば、と思います。
また、日本にいる、支援が必要な人々に対しても、もっと役に立てる自分になって戻って来たいと思います。