Yoko's Diary
ひとりひとりが豊かに暮らせる世界を夢見る旅人薬剤師のひとりごと。
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World AIDS Day Night !! 日本で一番熱い仲間との熱い夜☆★




みなさんこんにちは!!

12月1日は世界エイズデーということで、立川市のインオープンというカフェで、World AIDS Day Night2006を開催しました!!

30名の若者が集まり、HIV/AIDSの現状を捉え、自分たちの問題として、みんなで考えました。

まずは、HIV/AIDSの世界・日本での感染の広がりを映像から学び、

ゲームを通して、HIV感染の特徴とその恐ろしさ、予防の大切さをシミュレーションし、

グループワークで、○自分のパートナーがコンドームをつけたがらないときにどうするか?○自分の大切な人がHIVに感染したことが判明したらどうするか?
というお題についてみんなで考えました☆

そして、コンドームのあれこれをアトラクションで学び、

そして、Dr.北村のインタビューを見て、私たちに必要なこと、大切なこと、考えていかなければならない問題、取り組むべき課題について、考えました。

というと、なんか、終始勉強していたかの様ですが、飲食しながら、みんなでリラックスした雰囲気で、
笑いもあり、自由に語り合いました。

K&Y Projectの第一弾としてこのイベントを行ったわけですが、参加者のみなさん、インタビューに答えてくださった、北村先生、IN Openの皆様、支援者の皆様・・・・本当にたくさんの方々のおかげで、成功することができました。本当にありがとうございました!!!!

今回の参加者のみなさんは、かつて見たことのないくらい、全員非常にすばらしい方々で、たくさんのことを勉強させて頂きました。

まず、申し込みをした人が、みんな来た、ということ。
今まで、100以上のイベントを開催、参加してきましたが、誰もキャンセルがでないイベントを見たのは初めてで、本当にありがたいことだと思いました。

また、みんなが話しやすい雰囲気つくりに参加してくださり、性感染症特有の少し恥ずかしいような性生活の話や、プライベートな話題もみな避けることなく、明るい雰囲気で話し合えたことが、本当にすばらしい収穫だったと思います。

反省点としては、音響の関係で、一部、話が聞こえずらいことがあったことや、
主催者が準備の際、電話に対応し切れなかった点などが上げられます。

ほかにも、多々不備があったのですが、参加者のみなさんやお店の方々が、フォローしてくださり、
無事、会を終えることができました。

この会を開催してみて驚いたことは、多くの若者が、HIV検査目的に献血を利用できる、と思っている点でした。
HIV感染の検査目的で献血をすることは、絶対にしないでください!!

HIVには、ウィンドウピリオドと呼ばれる期間があり、感染してから、約2ヶ月の間は、抗体反応が出ないため、検査をしても、反応がありません。
実際、検査をすり抜けたHIV陽性の血液を投与されたことにより、HIVに感染した人が、私の知るだけでも2例あります。

HIVの検査は無料、匿名で、全国の保健所で無料で受けることができます。

どうしても保健所に行けない場合は、有料ですが、通販で、検査キットを取り寄せて、自分で検査を行うこともできます。

HIV感染は、日本の若者の間で確実に広がっています。

感染経路を絶つことで予防が可能です。

「自分の周りには、感染している人がいないから実感がない」

と思っている方・・・。

AIDSを根治する治療は未だに開発されていません。

あなた自身が、そしてあなたの大切な人が、HIVに感染してから、AIDSを発症してからことの重大さに気づいたのでは、遅すぎるのです。

だから、今、できることからはじめてください。

まずは正しく知ること。

予防すること。

HIV検査を受けること。



これ以上、

悲しみの輪を広げないために。