ボランティアの任地において、HIV検査・カウンセリング(CT)の質を調査するための勉強会をアクラで行ってきました。
講師は、ガーナ事務所の保健セクターのスタッフにお願いしました。
ガーナでHIV検査のカウンセリングを見ていて、やっぱり日本とは環境も考え方も全く違い、受検者のプライバシーとかコンフィデンシャリティって守られているんだろうか?と疑問に思ったことがこの調査を始めるきっかけでした。
でも、私たち隊員には調査をするだけの統計知識も手法も足りないため、勉強会をしてきました。
みんなでディスカッションしながら、私たちが、思っていることや持っている印象、常識や感覚で判断していることや疑問に思っている問題は、人に理解してもらったり、納得してもらうには、裏づけとなる根拠やデータが重要であることを学びました。
そして具体的なプランを作成、これから誰が何をしていくか話し合いました。
3日間の勉強会を終え、国家エイズ対策プログラムのモニタリング&評価担当の話を聞きに行くと、暖かく迎えてくれましたが、ダメだしもたくさんされました。
よちよち歩きの先の見えない私たちですが、様々な困難や苦労もいつかガーナの人々と自分たちのためになると信じて・・・前に進んでいきます~
来週、パイロット調査を行います。
また結果は随時報告したいと思います。