Yoko's Diary
ひとりひとりが豊かに暮らせる世界を夢見る旅人薬剤師のひとりごと。
Career 進路

私の価値観を変えた、第2の故郷へ

今の仕事に就いて
いいことは日々たくさんあるけれど
一番嬉しいことの1つは
旅行に行けること!!
医療機関で働いていた時はなかなかそれが難しい状況にあったので
そのありがたみを感じています
ということで、第2の故郷、カナダへ来週帰ります
(第2の故郷はほかに3カ所くらいありますが(笑))
学生時代の夏休みにアルバータ大学へ語学留学に行っていました
たった1カ月弱の滞在でしたが
それまで英語での会話が成立しなかった私が、
帰国後、
決してきれいな英語ではないけれど、
最低限のコミュニケーションが取れるようになったことに
大学の英語の先生が超びっくりしていたことを覚えています
そしてカナダ滞在で私が得たのは
語学力だけではありませんでした
私たちの大学生グループには、お世話役のチューターが2人いました
彼らは幼なじみで、親友同士
年齢は私たちより少し上で
友達のような兄弟のような感覚で
カナダの若者のことを教えてくれたり
ときどきみんなを飲みに連れて行ってくれたり
いろんな話をしました
あるとき、高校・大学卒業後の進路の話題になりました
彼らは高校卒業後に、ヨーロッパをバックパックで一周旅行し、
その道中で進路を考え、帰国後進学
大学卒業後は、1年くらい南米で英語を教えて生活しながら、
スペイン語を習得、その後、帰国し、就職
しばらくキャリアを積んだ後に
今度はフランス語圏の大学院へ進学したりと
高校・大学卒業後の選択肢として、
「就職か進学か?」くらいしか考えたことのなかった私にとっては
「そんな選択肢があったのか!」と、
かなりの衝撃でした
彼らとの交流を通して
自分にとっての「当たり前」が当たり前とは限らないし
世の中には自分が知っている以上にいろんな可能性があって
選択肢は無限大で
人生を面白くするかどうかは自分次第
という大切なことを教わりました
選ばなきゃいけないという状況は
時に、ものすごくしんどいこともあるけれど
やっぱり選択肢があるのはありがたいことなんだと思います
それに気づかせてくれた
大切な思い出の地へ
またこうして戻れるのはありがたいことです