Yoko's Diary
ひとりひとりが豊かに暮らせる世界を夢見る旅人薬剤師のひとりごと。
Daily life

いじめられている君へ

毎日を生きることが

ただただ辛くて


生きている意味ないと思うかもしれない


自分が消えてしまった方が楽だって

そんな風に思っているかもしれない。

私は医療に関する仕事をしています。

人の命を守る仕事です。

医療の仕事をする上で

大切なことはたくさんあります。
その中で最も大切なことの一つが、
患者さんや家族の方々の気持ちに寄り添うことです。

病気やケガ、障がいを抱えている人は

身体がしんどい

でもそれだけでなくて、
心がしんどい人もたくさんいます。

この病気は治るのかな。

私、しんじゃうのかな。
仕事は続けられるのかな。
治療費は払えるかな。
病気だって周りの人に知られたら、煙たがられるかもしれない。

悲しみや苦しみ、不安

その内容や程度は人それぞれ。

本人にしかわからないことが多いから、

それが更にその人を大変にさせるんだと思います。


どんなに頭が良くても

どんなに技術が優れていても
人の痛みをわからない医療者は
本当の意味で人を助けられないと
私は思っています。


あなたのように、辛い、苦しい思いをした人にしか

できないことがあります

それは

同じように苦しんでいる人を助けること

人の痛みを理解することは

とても難しいです。

みんな違う人間だから
完全に理解することは
たぶん無理なのかも。

でも
辛い人、苦しい人に
ただ寄り添うことはできるし、
少しでもわかろうと
努力する気持ちは伝わります


いまはとにかく辛くて
この世の終わりだと思うかもしれないけれど

あきらめないで、信じてほしい。


あなたが辛く、悲しいとき、あなたの心に寄り添いたいと思う人が必ずいます


そして、
あなたにしかできないこと
あなたにしか救えない人がいます

だからどうか
生き抜いてほしい