あれよあれよと言う間に、気付いたら一年経っていた。
はじめは、すごく時がゆっくりで長く感じたけど、半年くらいで生活に慣れてきてからは、
ペースもつかめて、毎日ガーナ生活を楽しんでいる。
でも、この一年で自分が何か貢献できたか?何かしたか?というと、これと言って、成果はないかもしれない。
そんな風に考えていた矢先、先日、プロジェクトの専門家の方が帰国されるに当たり、お話を伺う機会があった。
一つは、彼女の専門である、BCC:行動変容のためのコミュニケーションについて。
ここで学んだのは、行動変容を促すには同時に環境を整えなければならないということ。
本人が変わりたいと思っても、それが可能な環境にいなければ、それは達成されない。だから周囲や、影響のあるいろんな状況にも働きかけなければならないことを学びました。
ぜひ今後の活動に活かしたいです。
彼女は帰国直前ということで、非常に忙しい毎日を送っていました。寝るヒマもないくらいに。
そんな忙しい中、夜11時から時間をとって頂き、私たちの今後のキャリアに参考になるお話を聞かせて頂きました。
「何をしたかではなく、そこから何を学んだか。そしてそれをいかに素敵に語れるか」
という言葉が印象的でした。
今まで、自分は何をしたか、ということにとらわれていたけれど、この経験から少しずつ学んでいけばいいんだなーと、なんだか救われたような気がしました。
残り11ヶ月も、元気に、ゆっくり、楽しみながら活動していきたいです。