カウンターパート。
それは、「国際協力や国際的な共同作業などを行う際,現地での受入れを担当する人や機関を指す。受け入れ担当者、 受け入れ担当機関。」だそうです。
私のカウンターパートは、郡保健局の母子保健部の責任者で、保健師で看護師で助産師のスーパーウーマンです。
協力隊員の中には、カウンターパートと呼べる人に出会えず、一人で活動を進めなければならないと悩んでいる人もたくさんいます。
なので、私は、まずそう呼べる人がいるだけで幸運だと思います。
そして、彼女はとても働き者でまじめで、優しくて、経験豊富で、チャーミングで、料理上手!魅力的な人です。
他の同僚も、皆とてもまじめで働き者な人ばかりです。
それに対して、自分は特に何ができるわけでもなく、一体全体、自分はここにいる必要があるのだろうか?と思う瞬間もあります。
昨日、カウンターパートは新しいダイレクターと郡内の施設周り。
一日中、食事を採る暇もなく、休む暇もなく。
夕方、くたくたになって帰ってくると、そこへ州からの手紙が。。。
「明日、明後日、HIVに関する報告会をするので、プレゼンテーションを準備してくること。」
また来た!この突然の知らせが。いつも急すぎるんだよ!
カウンターパートは、疲れたので家に帰って仕事をする。と。
そして帰宅。
私とカウンターパートはお隣さん。
しばらくすると、そとから「ヨーコー」と呼ぶ声が。
「手伝って」と家にやってきた。
二人で、与えられた議題をもとに、今年度のデータを掘り起こし、あーだこーだ言いながら、
なんとかレポートをまとめた。
気付いたら9時過ぎ。
カウンターパートの家からは、爆音の音楽がいつものように流れている。
「ダンナが酔っ払うといつもこうなのよねー」と笑っていた。
そして、これで今夜ぐっすり眠れる気がする。と言って家に帰っていった。
そして今朝6時半。最後の確認に、またうちにきて、必要なデータをペンドライブにコピーして、
必要な資料を印刷して、
カウンターパートはダイレクターとともに、州都コフォリディアへと旅立っていった。
普通に考えたら、突然夜とか早朝に家に仕事持ってこられたら、びっくりするか、イヤかもしれないのだけど、なんだか、頼ってもらえて私はとても嬉しかったです。